CSV・Excel 変換の解説

出金と入金が別の列の明細を、マイナス付きの 1 列にまとめる

銀行やカードの明細は「お支払金額」「お預り金額」が別の列になっていることが多く、取り込み先が「金額 1 列・出金はマイナス」を求めると合いません。Excel の式でまとめる手順と、確かめ方を解説します。

「出金」「入金」の 2 列の値が、出金はマイナス、入金はプラスのまま 1 列の「金額」に集まる様子を矢印で示した図
「出金」「入金」の 2 列の値が、出金はマイナス、入金はプラスのまま 1 列の「金額」に集まる様子を矢印で示した図

どういう形にしたいのか

明細の 1 行は「出金か入金のどちらか一方」に金額が入っています。取り込み先が「金額」1 列で、出金をマイナスで表す形を求める場合、行ごとに「出金に値があればマイナスを付けて、なければ入金の値をそのまま」使います。

Excel の式でまとめる

出金が C 列、入金が D 列なら、新しい列に =IF(C2<>"",-VALUE(SUBSTITUTE(C2,",","")),VALUE(SUBSTITUTE(D2,",",""))) と書いて下までコピーします。SUBSTITUTE は桁区切りのカンマを外すためです。両方空の行(繰越の行など)は式がエラーになるので、元の明細で何の行かを確かめてから除くか扱いを決めます。

確かめ方

まとめた列の合計が「入金の列の合計 − 出金の列の合計」と一致するかを見ます。行の数も元の明細と同じか確かめます。一致しなければ、全角の数字や「△」「▲」のような記号付きの値が残っていないかを探します。

日付と摘要も一緒にそろえる

金額だけでなく、和暦の日付(R8.10.1 など)や半角カナの摘要も、取り込み先の見本に合わせる必要があることが多いです。どの列をどう変えるかを、列ごとに書き出してから作業すると、抜けや取り違えを防げます。

よくある質問

出金をプラス、入金をマイナスにしたい場合は?

取り込み先や帳簿の付け方によって逆の約束のこともあります。見本ファイルの符号に合わせ、式の − を付ける側を入れ替えます。

差引残高の列は使わないのですか?

残高は前の行との差で金額を逆算できますが、行の順番や繰越行に左右されます。出金・入金の列がある場合は、その値を使う方が確実です。

明細の形が毎月同じなら、列ごとの作り方(出金はマイナス、入金はそのまま、日付は西暦に…)を一度決めておけば同じ変換を繰り返せます。ファイルと見本を添えてご相談ください。

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