自立支援医療制度について
自立支援医療制度(2022年6月15日現在)は、心身の障害をもった方が医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。
対象は精神科等に通院する精神疾患をお持ちで、通院を継続的にしている方です。
また、肢体不自由、視覚障害、内部障害(ペースメーカーや透析など)の方も適用される場合もあります。詳しくは病院等でご確認ください。
この制度の最大のメリットは自己負担が3割から1割になり、しかも月の上限額が決まっていますので(例:5,000円や10,000円等)上限額を超えた分については自己負担ではなく公費負担のためお金がそれ以上はかかりません。病院や薬局の費用も3分の1になるので使わない手はありませんね。但し、一定所得以上(市町村民税23万5,000円以上)の方については注意が必要なので、市区町村の福祉課などに聞いてみるのも良いかもしれません。
例・毎月の薬代が9,000円→3,000円
・毎月の薬代が3,000円→1,000円
申請方法
1.主治医に自立支援を申請したい旨を伝え専用の診断書に記載してもらう。
2.市区町村福祉窓口等へ行き申請書類に記入し提出。
3.添付書類(申請時に持参するもの)診断書・健康保険証・個人番号(マイナンバーカード等)
更新
1年ごと
診断書(2年に1度提出)・健康保険証・個人番号(マイナンバーカード等)
・年金受給者は年金振込み通知書
福島のカウンセリングルームみらい相談室では、心のケアを含め各種公的制度ももれなくお伝えします。特に精神疾患をお持ちの方は、申請に行くときや医師に診断書を依頼する時に不安な思いをするかもしれません。その時はご家族やご友人に付き添ってもらうことも一つの方法です。経済的な不安を少しでも軽減できるため、この制度を活用してみるのも良いのではないでしょうか。