催眠療法(ヒプノセラピー)とは

あなたの心に、そっと寄り添う時間

「人には話せない気持ちがある」
「なんでこんなに苦しいのか、自分でもわからない」
「頑張っているのに、なぜか生きづらい」
そんな思いを抱えたまま、日々を過ごしていませんか？

心が疲れてしまったとき、どうしても過去にとらわれてしまうとき、
あるいは自分を変えたいのに、どうしたらいいかわからないとき――
そんなあなたにこそ届けたいのが、**催眠療法（ヒプノセラピー）**です。

催眠療法と聞くと、「催眠術？」「操られそうで怖い」というイメージを持たれる方も少なくありません。でも、実際の催眠療法はまったく違う、安心で穏やかなセラピーです。

わかりやすく言えば、心の奥深くと静かにつながる方法。
あなたの意識を自然にリラックスさせ、普段は気づけないような心の声、感情、記憶にアクセスします。

まるで深い森の中を、あなただけのペースでゆっくりと歩いていくような――
そんな「自分と出会うための、心の旅」のような時間です。

催眠療法は、眠るわけではありません。
むしろ意識は保たれたまま、夢と現実のあいだのような、やさしい感覚が続いていきます。

カウンセリング
　まずは今のお悩みや、不安、気になることをゆっくりお伺いします。何を話しても大丈夫。話したくないことは話さなくて大丈夫です。
リラックス誘導
　椅子やベッドに横になって、静かな声とイメージの言葉で深くリラックスしていきます。身体の力がふっと抜けて、ゆったりとした時間が流れます。
心の探求（退行療法など）
　必要に応じて、過去の記憶や体験を思い出していきます。幼少期や思春期の自分と出会ったり、昔感じたままに封じ込めた気持ちに、やさしく触れていくこともあります。
暗示と統合
　傷ついた感情を癒したり、自信を育てるようなポジティブな暗示を受け入れながら、無意識に変化の種をまいていきます。

催眠療法には、“こうあるべき”というルールはありません。
ただ静かに、あなたのペースで、あなた自身と向き合うだけ。

「気づいたら涙が流れていました」
「今まで無理して笑っていたことに初めて気づきました」
「もう一人の自分が“がんばったね”と声をかけてくれました」

そんな感想をいただくたびに、
人の心は、自分で癒える力をちゃんと持っているのだと感じます。

もし今、「なんとかしたい」と感じているなら、それだけで大きな一歩です。
催眠療法は、あなたを無理に変えるのではなく、あなたの中にすでにある力に、そっと光を当てる方法です。

あなたは、今のままでも、ちゃんと価値がある。
でも、そこからさらに一歩、心が楽になる道もある。

催眠療法は、そんな“希望への入り口”になるかもしれません。